映画「スリー・ビルボード」を観た。ネタバレ無し。
ケンニチワ!
レッチリとレイジアゲインストザマシーン、スケボー(初心者です)とマクドナルド、そしてTSUTAYAをこよなく愛する鹿児島のバンド「F.O.G」ギター担当のブッチャーです。
映画は映画館で観るより、最近は自宅で観る方が好きです。
映画は毎週5本、TSUTAYAでレンタルするので、月に20本ペースで観ています。
ジャンルはホラーからラブコメまで様々です。
とりあえず気になったものを片っ端から見ていくスタイルを、10年くらい続けております。
以前はビデオBIGという店で借りてました。
単純計算で年間約240本だとすると、これまでに2400本以上は観たことになります。
海外ドラマやアニメ、同じものを何度か借り直したりということもあるので、もしかするとそれより減るかもしれませんが、TSUTAYAの棚端から端までどれもほとんど観たことある映画ばかりなので、気分的には2400本以上は見てるような気がします。
今回は、「スリー・ビルボード」という作品を借りて来ました。
前から気になってはいたものの、なかなか自分のコンディションが整わずに、手に取れなかった作品です。
アクションやホラーなど、何も考えなくても面白い作品は、ストロングスタイルで挑めるのですが、こう言ったドラマ系のものは、鑑賞後1週間くらいメンタルに何かしらの影響を与えるので、気持ちの準備が整ってから借りるようにしております。
さて、前置きが長くなりましたが、本題に入ろうと思います。
以下「」、ウィキペディアより抜粋
「本作は2017年8月に開催された第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最高賞である金獅子賞こそ逃したものの、マクドナーが脚本賞を受賞するなど高い評価を得た。また、第90回アカデミー賞では作品賞、脚本賞、作曲賞、編集賞など6部門で計7つのノミネートを受け、フランシス・マクドーマンドが主演女優賞をウディ・ハレルソンと共にWノミネートされたサム・ロックウェルが助演男優賞を受賞した。」
監督・脚本をマーティン・マクドナー、主演をフランシス・マクドーマンドが務めております。
マーティン・マクドナーは、イギリスの劇作家から映画監督・脚本家デビューし、大成功を収めた人物です。他の作品もかなり面白いものばかりなので、どれもオススメです。キューブリック作品位ハズレがないです。
フランシス・マクドーマンドは、俺が大好きなコーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」や、「ファーゴ」にも出演しておりましたので、コーエン好きにはお馴染みの顔ですね。
タフな女性の役柄のせいか、どことなく「エイリアン」のシガニー・ウィーバーにも似てる気がします。
どうでもいいけど、マクドーマンドを打とうとすると変換候補に何度もマクドナルドが出てくる。
コーエン兄弟については、また別記事で紹介しようと思います。
さて、この映画を一言で表現するのは、かなり難しい。というのも、作品が扱うテーマが広く、そして根深いからです。
それについては、ここではあまり触れませんので、考察・解説ブログなどを参考にして頂けたら幸甚でございます。
それでも、強引に一言で言うと、この映画は「あたたかい作品」です。
観終わったあと、思わず笑みがこぼれるような、温かく、希望に満ちた作品だと、俺は思いました。
<ストーリー>
物語の発端は、数ヶ月前に娘をレイプされ殺された、フランシス・マクドーマンド演じるミルドレッドが、町のはずれにある三つの野立て看板に広告を出す事から始まります。
広告の内容は、娘の事件の捜査が全く進展しない事に対する、警察署長ウィロビーへの批判文でした。
そして、広告が出された事により、ミルドレッドの周りの人々や町の住人達を巻き込んで、様々な出来事が連鎖的反応的に起こっていきます。
<見所>
この映画で特に見て欲しいところは、次の3つです。
1、ありふれた差別、偏見、レッテル貼り、バイアス、色眼鏡。その蓋を開けてみるとそこに何があるか。
2、ミルドレッドと、警察署長ウィロビー、そして部下ディクソン、それぞれのビフォーアフター。演技もさる事ながら。
3、人々の間で起こる出来事の連鎖反応。そして、物語の最後の会話にも注目です!
ここがこの映画一番のカタルシスを生みます。
映画はこういう終わり方が一番好きだ!って言う終わり方です。
<まとめ>
とにかく、観て欲しい。
観て貰って、語りたい。
そんな映画です。
そんな映画が、一番じゃないですか。
「映画って、見終わった後だな」とつくづく感じさせられる映画でした。
エンディングの余韻のままエンドロールを2〜3分見つめてから、ようやく息が吐けるような、そんな映画が一番好きです。
これから観る方の為になるべくネタバレは抑えましたので、観終わった方は教えて下さい!
是非、語りましょう!
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下記のリンクより、予告編が観れます。
興味が湧いたって方は是非観てみて下さい!
ほいじゃ、また!